kitsau’s blog

マイナス思考な奴が、がんばってる日記

トルコ アタトュルク国際空港…クーデター

巻き込まれちゃいましたぁ〜

ホントにショックだった。

トランジットで利用したトルコの空港。

帰りのフライトでした。
ほんとに怖かった。

乗り換え前の飛行機も何だかおかしくて、
なかなか降ろしてもらえなかったので
焦ってたんです。

次の飛行機の乗り継ぎ
時間は大丈夫かな?と。

しかし、電光掲示板を見ると見事に
殆どDELAY…

私の利用する関空行きも含めて、ほとんど全部ね。

でね、電光掲示板の前で胡坐かいてたんです。

もう、眠くてねむくて…

こっくりこっくり
してたら

突然でした。



聞こえてきました悲鳴、
響きました大勢の足音。

迫ってくる感じ。

その足音に轢き殺されるような
恐怖を感じて
何が何だかわからず
私も走りました。

そして、

弾けるような銃声のような音…
パンパンって。


振り向く事も出来なかった。


まじかよ、まさか、
やめてくれよって

思いました。

免税店エリアに逃げ込み、従業員用の扉を突き破って中に隠れました。たまたま居合わせた台湾人の女の子2人と、奥の部屋の隅に隠れました。看板みたいなのが置いてあったので、その裏へ、3人で。

免税店は、化粧品売り場だったので、
避難してきたのも
女性が多かったです。

すすり泣く声、
パニックで過呼吸の人、

私自身の呼吸も荒れて、
心臓は飛び出そうになるくらい強く打ちました。

しばらくして入ってきた
空港職員の男性が、
携帯電話で泣き叫びながら
「ままー!!!死んじゃうよー!!」
と、英語と広東語で訴えていました。

言葉も出なかった。


一体何があったのか?

そんなこと考える余裕もなく、

まじで死ぬかもな、と
ただ、そこに居た感じ。

すると、女性職員が入ってきて
大丈夫なので出てくださいと言うんです。

出られるわけがないでしょう。

恐怖でしかない。
台湾人の女の子たちとハグしました。
怖かったねって。

それで、押し流されるように扉の外へ。


すると、
数分前とは全く違う
騒然とした感じ。

走り回る人、
呆然とする人、
立ち尽くす人、、、



これで終わって欲しいと思った。

これ以上何も起こってくれるなと思った。

何かの間違いであって欲しいと願った。

すぐに飛行機が来て、
それに乗り込んで大阪に帰るんだ、
いつもの、普通の、当たり前の日常に戻るって

それを願った。

そう思いながらも、
冷静な自分も居て、

とにかく身を守る方法を考えよう
という思いもあった。

何とかして、助からないといけない。
と思ったんです。


とにかくいろんな人に話しかけました。
アフリカ系の男性、イスラム系の女性、アジア系の女性、

そして日本人。


その日本人が、
たまたま旅行会社の添乗員の方でした。

私たちと一緒に居ましょうと言われて、
本当に心強くて、
すがる思いでした。