ターキッシュエアライン2
誰のせいかはわからないし、
もうどうでもよかったんだけど
なんだかイラついて仕方なかった。
キャンセルされたチケットを、新しいのに振り替えれば帰れるという情報をキャッチした。もちろん追加料金なんて不要。それも、別に、空港に居たからって誰かが教えてくれるわけでもなく、自分らでHPとか日本の新聞社にすがって得た情報。
もう疲れてヘトヘトで、座ればそのまま寝てしまいそうで、でも寝てもまたすぐ起きてしまって
まともに休むことなんて出来なかった。
相方と2人でご飯食べて、喋って
なんだかほんとに
意気投合して
出会ったばかりなのに
ずっと友達だったみたいに思った。
さてさて、チケットを振り替えるために、チケットカウンターに集合した相方と私。
その前列の方の人が、既に3時間待ってると言いました。これはかなり覚悟いるなーと思ったけど、並ばなきゃどうにもならんだろーと、並ぶことにしました。
その間、空港のホテルのカウンターにも受付場所を設けるので、そこにも分散してくれ、そこならチケットを預けるだけでいいという案内があったけど、
私たちを見過ごして一時どこかに姿をくらました空港職員を正直信用出来なかった私たちは、そんないい話あるかよって、我慢して並ぶことにしました。
5時間経過、
やっと2/3くらい進んだ時くらい、どんどん列がきつくなってきて、圧迫されて、細かく順番抜かしする人がいて、列も乱れて、前方を見ると平気で割り込む輩がいて、誰も注意しなくて、もう全く前に進まなくなって
もうだめだ。フラフラする。
体が嫌がってるって事で、相方と相談して諦めて
ホテルカウンターに行くことにしました。
空港内にホテルがあるので、そこのカウンターに行きました。
職員からそこだと聞いたので。
行ってみると大嘘。
ホテルの人も
「は?部屋取りたいの?予約いっぱいですけど」
て感じで、
説明したら
「そんなのしらない」
とあしらわれてしまって、
また偶然居合わせた外務省の人に事情を説明すると
とても驚いてて
いろいろ確認しますって
言って
あちこちに電話してなんとか得た情報が
トルコ国内に一旦入国して、
イスタンブール市内のホテルに行って部屋を取って、そこで待てというのが正しい指示だったらしい。
列のそばに説明しに来た人じゃなくて、
立ってた空港職員に聞いた情報で動いてしまった浅はかさと、行列に対する自分たちの根性が足りなかったことと、
なんか色々悔やまれてならなくて
愕然としてたんだけど
外務省さんが、
確実ではないけどホテルを手配するようにしてみる、
緊急事態なのでVISAなしでも問題ないと思うがそれを確認する、
再び空港に戻れるように手配する
という事だったので
待つことに…
夜10時をまわったくらい。
外務省さんは、その後どこに行ってしまったんだろうと言いながら、へたり込む私たち。
あとで聞いた話、空港内には200人くらいの日本人が居たそうな。そりゃ確実な対応なんて求める方が鬼畜だと、私自身思ってしまった。完全な他力本願でした。
私たちが乗りたかったフライトの時間が迫ってきて、
このままじゃダメだ!
って言いながら、こうなればもう、
この無効のチケット持って、搭乗口に飛び込んで、事情説明して、なんとか乗せてもらえないかお願いできないかって二人で話して
成田行きの相方と、関空行きの私は離れて
「じゃね!」
て。
まぁ、一応、あとあとの、念のための集合場所を決めてからね笑
で、行ってみると、
はじめに一緒に居た日本人たちが居ました。
あの列に、ずっと並んで、
やっとチケット取れたらしい。
「よかったですね!」
て言いながらも
やっぱ引き攣るよね、顔(笑)
自分は何をしてるんだろうって…笑
で、結局?
だめでしたよ、そんな荒業…笑
そこに居た日本人の親切な方に、
「下の階でも受け付けやってる!あなた達みたいにチケット取れなかった人たちが他にもおるから、307やで!諦めやんと、そこ行ってみて!そこが無理なら211や!!!」
と教えて頂き、
相方を迎えに猛ダッシュ!!
そりゃー…
そうだろ。
こうなりゃ
運命共同体だわ笑
どっちも行きました。
しかし307は無理だわ。
人が多すぎる。
211は集まった人は少なかった。
「通してー!!お願いします!もう搭乗時間なんです!!!」
て、叫んだけど
ほかの人たちが通してくれるはずもなく。
当たり前です。
聞けばみんな、私らと同じ状況のようで。
もうさすがに諦めました。
明日のフライト取るしかないな。今晩も野宿みたいに空港で過ごすか…
てな感じ。